カテゴリ:来し方より( 1 )

Story







    まだ少女だった頃
      純粋さは貴いと思った

        純粋に生きようと決めた
   
    なのに 追い求めると迷路にはまり
      突き詰めると自分が裂けた

        心を不器用になめた



   
 
    もう少女ではなくなり
      純粋さがのしかかっていた

        悩みあがく日々が続いた 

    それは 時に残酷ではないか 
      押し通すとエゴイズムが匂った
        
        心が無様にひしゃげた





後悔やいら立ち、痛みや空虚さを抱え
  途方にくれて
    さまよった

ん・・・ どうして私は
  孤独感と自己嫌悪にさいなまれ
    人ともうまく付き合えないのに
      ここに生まれてきたんだろう・・・







   
    少女時代は思い出となり
      なのに純粋さが疼いた

        居心地の悪さが蘇る

    ひらめく 求める程に混沌となり
      混沌の中からそれは生まれる

        心に陽がさす気がした



    

    少女時代ははるか遠い
      やはり純粋さを大切と感じる

        自分を許していい気がした

    それは 混じりなきを守るのではなく
      すべて受け入れ浄化する

        心に結晶ができると思った





哀しみも苦しみも、醜さや愚かさだって
  濾されてきっと
    結晶となる
    

あぁ  もしかして人は
  強さと優しさを与わり
    結晶を探す旅を求めて
      生まれてきたのではなかったか                          













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by hikarinekokirari | 2015-09-10 13:45 | 来し方より | Comments(6)