喪失






まだ

時はたくさん残されていると思っていた




こんなにはやく

駆け抜けていくなんて




ただ戸惑い

迷ったみたいにあたりをみまわす




あぁ

やっぱりいってしまったんだね




もうその姿を

みつけることはできない





もうその笑い声に

こころくすぐられることもない





空を見上げる

いまどのあたりにいるのだろうかと





かすんでゆくので気づく

今は胸の中にいるのだと





ただ ただ ありがとう

すごく頑張ったね





そして ごめんね

力になってあげられなくて




けして忘れない

輝いていたこと





この痛みとともに

生きてゆくね





それは一緒にすごした

あかし だもの















貴女がいってひと月。。。

また、友を見送るなんて思ってなかった。。。













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# by hikarinekokirari | 2018-11-04 04:11 |

友へ




零れ落ちた

きらめき

もうおぼろ

今なお

幽かな光を放ち続け...



暦が一廻りし

繰り返し繰り返し

蘇る

再び巡り合うことのない

貴女



語り

笑い



それが証

若い胸に刻んだ

遠い痛み



ねえ 



相応しかった?

友と名乗ることに。。。








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# by hikarinekokirari | 2018-06-12 06:12 | つぶやき | Comments(2)

光の変遷





風に引き裂かれたのは           
 
 想い                    
  
  プライド                  
    
   積み重ねた時                           


月の影を鋭く刳り              
 
 冷たい光を放ちながら            
  
  欠片となって墜ちてゆく           


暗闇を透かして               
 
 微かに煌く欠片を              
  
  凍えた手で拾い集め             


今はただ                  
  
 胸の奥津城にそっとしまおう  


      




蒼空へ描こうとするのは

 願い
  
  儚き理想
    
   無垢なままの未来


翳りゆく雲の狭間を抜け
  
 朧にしか映らなくとも
  
  微かな軌道を記して昇りゆく


透明な空気に命を灯す
 
 光に値する何かを
  
  掌のささやかな熱で暖めて


諦めることなく
 
 天へ向かって放ち続ける











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# by hikarinekokirari | 2018-04-03 10:27 | 彼方への想い | Comments(4)

若樹






今日がお誕生日
   16歳になる若き君へ。。。









君はまだまどろみながら
その胸に芽吹いたばかりの若樹を抱いている



君は何処へ向かって伸びようとしているのだろう



見上げる空はどこまでも広く可能性を秘めて
君の目の前に大きくひらかれている



君は腕を伸ばす
風にさえぎられようとも
雨に打たれようとも
雲が頭上を被い
光が見えない日にも
君は構わず顔を上げ空を見上げて腕を伸ばす



ねえ
うつむいたっていいんだよ
泣いたって恥ずかしくなんかない



涙はね
いつか根元に零れ落ちて
きみの栄養になるんだ



葉陰に孤独を映し
幹には挫折を記す
葉を落として
寒さに耐え



そしてまた芽吹きの季節を迎える



何度も



何度も



そして虹がかかった



まっすぐに伸ばした腕のその先
風に打ちひしがれ
雨に濡れそぼり
いつか雲は流れ時は巡る
顔を上げ続け
ひたむきなまなざしの結ぶところ



空は何処までも青く
可能性というきらめきを放っている



君が求めるもの



それは形にはならないのかもしれない
感触さえないのかもしれない
でも心には刻まれてゆくだろう



そしていつか



君がその胸にいだいている若樹は
しっかりと根を張り広く枝を伸ばす



大きな樹となるんだ!!









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# by hikarinekokirari | 2017-10-05 10:05 | 未来へ | Comments(4)

風の街




その街はいつも
    来る人をそっと包み込み
        優しく迎え入れてくれる



そこは痛みを持つ人々が辿り着くところ
    時という名の風が吹く



忘れ人の街と人はいう
   


高く   遠く
      風が巡り    風が渡る



その街には
    やがてその身が軽くなるまで  
        いつまでも留まることができる   



だから安心して泣くがいい
    心のたけを思いきり叫ぶがいい



張り付く想いは
    時に纏って踊り狂おう
        爪先に血が滲み
            膝が頽れてしまうまで



胸つく想いは 
    転げまわって叫び狂おう
        喉破れて血を吐いて
            声が枯れてしまうまで



そこでは何時も
    時という名の風が吹き
        心を締め付け 
            沈み込もうとするものを
                すべて運び去ってゆく
    


高く   遠く
      風が巡り    風が渡る



そこは旅立ちの街とひとはいう



いつかその身が軽くなり歩み去ろうとする人の
    背中をそっと押してくれる



その街はいつも
    望む人のところへ現れる
        そしてそこには
            


時という名の風が吹いている









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# by hikarinekokirari | 2017-09-16 21:16 | 日々の想い | Comments(4)

こ・こ・ろ








雲が たなびいている

   あらゆるものに そっとふれ

      空へ空へと  ひきあげながら




そこでは

   此方と彼方が交わり合い

      言葉となる前の想いが行き交う

   



   太陽の洗礼を受け 月の陰りを癒し

      降りてゆくのか 昇ってゆくのか 

   逡巡している





風が吹きすさび
 
   一瞬に 散り散りとなっても

     遙かなる旅の果てに 残りゆくもの





それを 

   こ・こ・ろ

       と 名付けよう。。。











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# by hikarinekokirari | 2017-03-24 06:48 | 彼方への想い | Comments(4)

空洞











心の中に


空洞がある


それは失われしひとへの


確かな証







今はただ


きりきりと


そのひとを


悼むのために・・・








いつか


たいらな気持ちで


その空洞を


そっとめでる・・・






心の中に


ぽっかりできた空洞は


過ぎし時の


慈しみの証












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# by hikarinekokirari | 2017-03-10 12:40 | 日々の想い | Comments(6)

ひかりのこ






ひらり ひらり

舞い降りて




ふわり ふわり

降り積もる




きらり きらり

光をあびて




こくり こくり

まどろんで




しゅわわ しゅわわ

とけだして




しゅるり しゅるり

しみてゆく




とくん とくん

すいこまれ




ひょこり ひょこり

萌えいでる




くるり くるり

蕾となって




ふるる ふるる

花ひらく




ぽわり ぽわり

ほどけでて




ぷかり ぷかり

のぼりゆく












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# by hikarinekokirari | 2016-12-25 17:30 | ファンタジー