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見果てぬ夢




木陰に光が遊ぶ

見ているのは遠き日の自分

何の根拠もなく

見果てぬ夢を生きようと思った

見果てぬ夢

それはどんな夢だったか...



風に光が揺れる

運ばれてくるのは忘れていた想い

焦燥感に追い詰められながら

自分自身を生きたいと願った

自分自身

それが何かも知らずに…





カーテン越しの光

見えているのは思い出

まぶしさに目を細めながら

あの日の不器用さの果てに

今があるのだと思う

そして今も見果てぬまま…



薄暗さの中に光を感じる

やさしい空気に包まれて

願ったからこそ生きてこられた

懐かしさを胸に

衝動を新たに感じる

そしてまだ途上…












# by hikarinekokirari | 2019-07-14 07:14 | 来し方より | Comments(2)

月雫





水面に光の道ができた夜




月雫に抱かれていた

僕のおもいが

気泡となって浮き上がる




君は刻み込まれた傷を

美しい夢に変え

僕を捉えて

深き海へといざなう




それは僕が

水底で見失ってしまったもの




いや

それは僕が日々を生きるため

水底に沈めてしまったもの




幾千夜

数えきれない夜を巡り

もう失われたと思っていた





光に導かれ

残る星を数える夜に

遠き彼方より

ふいに胸に蘇る





微かな痛みとともに

忘れていた痛みとともに





月雫

月雫




とうに忘れたはずなのに

何を思って目を覚ます




月雫

君が問いかけるのはいつも未来

限りあるから今を生き

痛んでなお

明日を見る





月雫

月雫




その身に刻んだすべてを抱き

痛みとともに変容させる

それを生きた証として

ただ身が尽きるまで







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# by hikarinekokirari | 2019-04-16 04:16 | 日々の想い | Comments(2)

ゆ ら ぎ な が ら







わたし の なか で

いつも ことば が 

ゆ ら い で い る

こころ の ありよう で

しんじつ も

いつわり も

こめる こと が できる から...





わたし の なか で

いつも こころ が 

ゆ ら い で い る

どの よう に いきる かで

すうこう にも

しゅうあく にも

なれる から…





わたし たち は

ことば の むこう を みる

そこ に なに が こめられ て いる か…





わたし たち は

ことば の むこう で であう

そこ に どんな ひと が いる のか…




ことば は いのち の う つ わ





わたし は

ほんとう の おもい を 

どれだけ こめ られる だろう…





わたし は

ほんとう の おもい を

どれだけ いき られる だろう…



はずかしい くらい に ぶきよう で 

いつも ゆ ら い で いる けれど

しんじつ を いきる ため に





こころ を こめる ことば を

こころ で いきる みち を

いつも てさぐり して いる

















# by hikarinekokirari | 2019-02-04 12:14 | 日々の想い | Comments(2)

船出





暁に船を出そう



下弦の月は過ぎし日に覆いをかけ

雫となって海底でまどろみ始めた



月影から伝い落ちるのは

在りし日々の微笑みの形見



あぁ 暁に船を出そう



薄れゆく明けの痛みを忘ることなく

凍てつく風を身に纏い静けさを心に課する



白き波濤は憧れ出る朝の光に導かれ

遠き過去より寄せ来るものに浄化を促す




暁に船を出そう



今は凪ぐ水面もいつか翻り激しく牙をむく

その時は胸の雫に抱かれた幽かな光に身を委ねる




海霧に厚く遮られようとも

羅針盤は胸の奥深く向かうべきを遙か指し示す




さあ 暁に船を出そう



月雫の光が遠き海路を

ほんののひと時浮き立たせる間に













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# by hikarinekokirari | 2018-12-24 12:24 | 未来へ | Comments(6)

喪失






まだ

時はたくさん残されていると思っていた




こんなにはやく

駆け抜けていくなんて




ただ戸惑い

迷ったみたいにあたりをみまわす




あぁ

やっぱりいってしまったんだね




もうその姿を

みつけることはできない





もうその笑い声に

こころくすぐられることもない





空を見上げる

いまどのあたりにいるのだろうかと





かすんでゆくので気づく

今は胸の中にいるのだと





ただ ただ ありがとう

すごく頑張ったね





そして ごめんね

力になってあげられなくて




けして忘れない

輝いていたこと





この痛みとともに

生きてゆくね





それは一緒にすごした

あかし だもの















貴女がいってひと月。。。

また、友を見送るなんて思ってなかった。。。













# by hikarinekokirari | 2018-11-04 04:11 |

友へ




零れ落ちた

きらめき

もうおぼろ

今なお

幽かな光を放ち続け...



暦が一廻りし

繰り返し繰り返し

蘇る

再び巡り合うことのない

貴女



語り

笑い



それが証

若い胸に刻んだ

遠い痛み



ねえ 



相応しかった?

友と名乗ることに。。。








# by hikarinekokirari | 2018-06-12 06:12 | つぶやき | Comments(2)

光の変遷





風に引き裂かれたのは           
 
 想い                    
  
  プライド                  
    
   積み重ねた時                           


月の影を鋭く刳り              
 
 冷たい光を放ちながら            
  
  欠片となって墜ちてゆく           


暗闇を透かして               
 
 微かに煌く欠片を              
  
  凍えた手で拾い集め             


今はただ                  
  
 胸の奥津城にそっとしまおう  


      




蒼空へ描こうとするのは

 願い
  
  儚き理想
    
   無垢なままの未来


翳りゆく雲の狭間を抜け
  
 朧にしか映らなくとも
  
  微かな軌道を記して昇りゆく


透明な空気に命を灯す
 
 光に値する何かを
  
  掌のささやかな熱で暖めて


諦めることなく
 
 天へ向かって放ち続ける











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# by hikarinekokirari | 2018-04-03 10:27 | 彼方への想い | Comments(4)

若樹






今日がお誕生日
   16歳になる若き君へ。。。









君はまだまどろみながら
その胸に芽吹いたばかりの若樹を抱いている



君は何処へ向かって伸びようとしているのだろう



見上げる空はどこまでも広く可能性を秘めて
君の目の前に大きくひらかれている



君は腕を伸ばす
風にさえぎられようとも
雨に打たれようとも
雲が頭上を被い
光が見えない日にも
君は構わず顔を上げ空を見上げて腕を伸ばす



ねえ
うつむいたっていいんだよ
泣いたって恥ずかしくなんかない



涙はね
いつか根元に零れ落ちて
きみの栄養になるんだ



葉陰に孤独を映し
幹には挫折を記す
葉を落として
寒さに耐え



そしてまた芽吹きの季節を迎える



何度も



何度も



そして虹がかかった



まっすぐに伸ばした腕のその先
風に打ちひしがれ
雨に濡れそぼり
いつか雲は流れ時は巡る
顔を上げ続け
ひたむきなまなざしの結ぶところ



空は何処までも青く
可能性というきらめきを放っている



君が求めるもの



それは形にはならないのかもしれない
感触さえないのかもしれない
でも心には刻まれてゆくだろう



そしていつか



君がその胸にいだいている若樹は
しっかりと根を張り広く枝を伸ばす



大きな樹となるんだ!!









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# by hikarinekokirari | 2017-10-05 10:05 | 未来へ | Comments(4)